【図解で本要約】西岡壱誠「東大思考 「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく」

本要約
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偏差値35から東大を目指し、「思考法」「読書術」「作文術」により偏差値70になり東大合格を果たした『西岡壱誠』氏の著書です。

「頭のよい人」が物事をどのように考えているのか、その思考回路を解説した本です。

こんな人にオススメ
  • 頭がよくなりたい人
  • 成績をよくしたい人
  • 頭のよい人の考え方を知りたい人

上記に当てはまるような方は是非読んでみてください。

本記事は、私が重要だと思ったことを要約して記載しています。備忘録として記載している部分もございますがご容赦ください

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本書の要約

「東大生の頭のよさ」は日常生活でつくられる

生まれた時から頭がよく、東大に合格している人はほとんどおらず、東大生になった人の多くが、後天的に「頭のよさ」を得ています。

「頭がよい」「悪い」を分けるのは、才能ではなく「思考回路」であり、「思考回路」を変えることで誰でも頭がよくなれます。

では、具体的に頭がよくなるためにはどうような「思考回路」を持てばよいのでしょうか?

そのためには「日常の解像度」を高めることが大切です。つまり、身の回りの全てのことから学ぶのです。

例えば、英語のモチベーションが高い場合に、

  • 電車で流れている外国人向けの英語アナウンスが教材のように聞こえる
  • 英語の看板やメニューが英語を勉強する手段に見える

こうして、日常の英語に意識を向けることができて、机に向かっているわけではないのに英語の勉強をすることができます。

他にも、

  • 東京で購入した牛乳の生産地が千葉県であることを見て「なぜ北海道ではないのか?」と考える
  • 信号の青信号を見て「なぜ緑なのに青と表現するのか?」と考える

同じ景色をみていても、ある人は新しい知識を吸収し、ある人は何も学ぶことができない、この違いが大きな差を生むことになります。

「日常の解像度」を高める

机に向かっているだけではなく、身の回りの全てのことから学ぶ

  • 英語のアナウンス
  • 食品の産地 等

物事を関連付け覚える量を減らす

東大生になるには、英単語:4000語、古典単語:500語、数学公式:500個、社会理科の暗記項目:1000個以上を覚えないといけません。

東大生が皆バツグンに記憶力が良いわけではなく、これだけの量を丸暗記することはできません。

そのために、さまざまなことを「関連付け」することで覚える量を減らしています。

例えば、

  • 「unite」=結合する
  • 「uniform」=制服
  • 「unique」=独特な

という英単語を覚えます。

その際、「uni」という言葉の意味が「1つ」ということを知っていれば

  • 「unite」=バラバラのものを統一する⇒結合する
  • 「uniform」=1つの服に統一したもの⇒制服
  • 「unique」=他にはないただ1つの個性⇒独特な

という形で、覚えるべき事項を身の回りのことと関連付けたり、その事項が誕生した理由を探ることで丸暗記せずに覚えることができるのです。

物事を関連付け覚える量を減らす

「uni=1つ」という言葉の意味を把握し、関連の言葉を覚える

  • 「unite」=バラバラのものを統一する⇒結合する
  • 「uniform」=1つの服に統一したもの⇒制服
  • 「unique」=他にはないただ1つの個性⇒独特な

「ミクロ」と「マクロ」両方の視点を行き来する

実社会において、さまざまな「問題を解決できる」人は頭がよいといわれますが、東大生は「問題を解決する力」が優れています。

そのためには「ミクロな視点」と「マクロな視点」の両方を持つことが大切です。

  • ミクロな視点:小さく小さく、細かいところまで部分的に見ること
  • マクロな視点:大きく大きく、広い視野で全体的に見ること

このミクロとマクロの両方を行き来することで問題を解決できるようになります。

大枠や全体だけを見ていたら細かい部分を忘れてしまい、細かい部分だけを見ていると大枠や全体を理解できません。

「物事を俯瞰してみている管理職」と「毎日目の前の仕事だけをこなしている現場」の双方の目線を持たなければならないのです。

  • 結果というマクロな物事から原因というミクロな事柄を見出す「原因思考」
  • 見えているミクロな事柄から物事の流れというマクロを知ろうとする「上流思考」
  • 手段というミクロなものを目的というマクロなものから逆算する「目的思考」
  • 見えているミクロな事象に対してマクロな見方を考える「裏側思考」

このようなミクロとマクロを行き来する努力をする人ことが頭がよい人になることができ、逆にいえば頭がよい人とそうでない人の違いはその程度のことでしかないのです。

「ミクロ」と「マクロ」両方の視点をもつ

ミクロとマクロの両方を行き来することで問題を解決できるようになる

  • ミクロな視点:小さく小さく、細かいところまで部分的に見ること
  • マクロな視点:大きく大きく、広い視野で全体的に見ること
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まとめ

本書を読むことによって、「頭のよい人」が物事をどのように考えているのか、その思考回路がわかります。

まとめ
  • 「東大生の頭のよさ」は「日常の解像度」を高めることでつくられる
  • 暗記をする際は物事を関連付け覚える量を減らす
  • 「ミクロ」と「マクロ」両方の視点を行き来することで問題を解決する

頭のよい人の考え方を知るために、とても参考になる本です。

  • 頭がよくなりたい人
  • 成績をよくしたい人
  • 頭のよい人の考え方を知りたい人

上記に当てはまる方は是非読んでみてください。

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