【図解で本要約】鳩山玲人「桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか」

三菱商事入社後、海外に渡りハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後サンリオに入社し会社の営業利益を5年で約3倍に伸ばした『鳩山玲人』氏の著書です。

会社員が大きな結果を出すためにどのような考え方で仕事に取り組むべきか、そのノウハウをまとめた本です。

上記に当てはまるような方は是非読んでみてください。

本記事は、私が重要だと思ったことを要約して記載しています。備忘録として記載している部分もございますがご容赦ください

本書の要約

普通の会社員もやり方しだいで桁外れの結果を出すことができる

世の中で働く多くの人は、会社員でさまざまな制約がある中、日々奮闘しています。

鳩山氏も、同じように会社員としてその制約のもとで、いかに「桁外れ」というような大きな結果を出すかを考え仕事に取組み、チャンスをものにしながら結果を出してきました。

実際に、世界に誇れる「ハローキティ」というキャラクターがいるものの、収益が悪化して業績の低迷が続いていた「サンリオ」を、ライセンスビジネスに注力することで会社の営業利益を5年で約3倍に伸ばすほどの結果を残しています。

その結果、2013年時点で、サンリオの常務取締役を務めているほどの人物ですが、もちろん元は普通の会社員です。

このように大きな結果を出すことは鳩山氏だけでなく、普通の会社員であっても可能です。

本書に記載している鳩山氏の経験を参考にしつつ、与えられた環境下で人々の期待を超え、求められる以上の結果を出し続けることができれば幸いです。

桁外れの結果を出す人は、入念な準備をしている

仕事で結果を出すためには入念な準備が必要です。

「ほかの人にはできないことをやってのける人」「仕事でどんどん成果を上げていく人」というのは、人から見えないところで、徹底的な準備をしています。

結果を出す人と結果を出せない人の差は能力の優劣ではなく、どれだけ準備をしたかによってついてしまうのです。

例えば、就職や転職で新しい会社に入ったとき、社内で異動したとき、職場の外部環境について、一通りの情報を洗い出してチェックしてみましょう。

このような外部環境、部署内の資料に目を通すことで仕事の全体像を把握することができます。

仕事の全体像を見通すための基礎知識がないままでは指示された仕事を言われたとおりにこなし、一つの仕事の完成度を高めることしかできません。

しかし基礎知識があれば、支持された仕事が組織のなかでどんな意味を持っているか、上司が自分に期待していることは何か、を的確につかむことができ、よりよい仕事をすることができます。

傍から見て飄々と結果を出しているように見える人に対し、「運が良いだけ」と思う方もいるかと思いますが、そのような人はみな入念な準備をしているのです。

誰もやりたがらない仕事にこそ大きなチャンスがある

人がやりたがらない仕事こそ、潜んでいるチャンスは大きく、成果を出しやすいものです。

そんな誰もやりたがらない仕事の準備をしておき、行動に移すことを勧めています。

鳩山氏がサンリオに入社した時、業績は悪化していました。

普通の人であれば入社することは一旦検討するような状況です。

しかし鳩山氏は「誰もやりたがらない仕事にこそ大きなチャンスがある」と考え入社を即決します。

同じように「もっとああすればよいのに」と思いながら「条件が悪い」「環境が悪い」「成功の可能性が低い」と理由をつけて放置していることはないでしょうか。

実はそのようなことに大きなチャンスが落ちています。

誰もやりたがらないことを勇気を持って一歩踏み出してみましょう。

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まとめ

記載した内容以外にも大きな結果を残すためのテクニックが記されており、本書を読むことでどのような考え方で仕事に取り組むべきかがわかります。

• 仕事で思うように結果が出ない人
• 仕事で大きな結果を残したい人
• 会社で出世したい人

上記に当てはまる方は是非読んでみてください。