【図解で本要約】ピョートル・フェリークス・グジバチ「あのGoogleが社内でやっている神速仕事術57」

本要約
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グーグルで人材開発に携わり、現在は人事テクノロジーのベンチャーや新規事業開発プロジェクトなども手がけている『ピョートル・フェリークス・グジバチ』氏の著書です。

仕事をより早く終わらせるために、グーグルが社内で行っている仕事術や考え方をまとめた本です。

こんな人にオススメ
  • 一生懸命やっても仕事が終わらない人
  • 仕事がなかなか捗らない人
  • 日々あふれる業務に追われている人

上記に当てはまるような方は是非読んでみてください。

本記事は、私が重要だと思ったことを要約して記載しています。備忘録として記載している部分もございますがご容赦ください

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本書の要約

日本企業の生産性が低い理由

日本企業の生産性はグーグルと比べとても低いです。

実際に、従業員一人当たりの年間生産性で比較してみます。

従業員一人当たりの年間生産性
  • グーグル:1,259万円
  • パナソニック:300万円
  • 日立製作所:311万円

日本の大手企業であるパナソニック・日立製作所と比較して、4倍近い生産性の差があることがわかります。

実際に『ピョートル』氏が日本企業を訪れた際、なぜ生産性が低いのかについて気づいた点を挙げています。

①持ち帰って検討しすぎる

仕事を持ち帰ってしまうと、いつまでたっても終わりません。

基本的に仕事はその場で終わらせるようにし、どうしてもその場で解決できない時であったとしても、「今分かること」「今返事できること」を見つけて少しでも進めるようにしましょう。

②分析・検討しすぎる

筋道を立てて考えることは大切ですが、その場の「直感」にも大きな意味があります。

この「直感」は単なる思いつきではなく、今までの経験の積み重ねからもたらされるものです。

新しいアイデアを出すときは、様々な材料をテーブルに並べながら「直感」にも従ってみましょう

③会議などの多くのコミュニケーションがムダ

「意味不明の会議」「何度も同じ説明をする」このような経験は非常に多いのではないでしょうか。

そのようなムダな会議を行うのではなく、文章をプロジェクターに映して、みんなの前で文書を作ればその場で合意を取ることができます。

また、言葉だけよりもプロトタイプ(試作品)を見ながら意見交換をする方がイメージが湧きやすく、建設的に物事を進めることができます。

なぜ日本企業の生産性は低いのか
  1. 持ち帰って検討しすぎる
  2. 分析・検討しすぎる
  3. 会議などの多くのコミュニケーションがムダ
    グーグルの4分の1の生産性

グーグルでは10倍の成果が求められている

グーグルでは世界より早く動いて成果を上げるために、「現状の10倍の成果がでるように考える」ことが求められています。

10倍の成果にするためには飛び抜けた発想で考えなければならず、自分の仕事を自分でしなくて済むように、「自分の仕事を壊す」必要があります。

とはいえ、やりたいことがあるけれど時間がない場合がほとんどだと思います。

そのような場合、

  • フリーの人にやってもらう
  • 違う部署の人に協力してもらう
  • 社内外のリソースを上手に使う

このような方法で自分の仕事をなくしていきましょう。

「自分の仕事がなくなる」ことを恐れるのではなく、「どうしたら自分の仕事をITに置き換えられるか」「どうすればもっと自動化・省力化できるか」を考えるようにしましょう。

そうすることで、「仕事を奪われる側」から「次の形を創造する側」に立つことができ、空いた時間で別のことをしてより成果を上げることができます。

現状の10倍の成果をあげるために
  • ✕:「自分の仕事がなくなる」ことを恐れる
      ⇒「仕事を奪われる側」
  • ◎:自分の仕事を自分でしなくて済むように、「自分の仕事を壊す」
      ⇒「次の形を創造する側」

時間を効率的に使うための具体的なテクニック

本書で紹介しているテクニックは、キーボードのショートカットをたくさん覚えて1分1秒を短縮するものではなく、劇的な変化を起こすためのものです。

時間を効率的に使い、より大きな仕事をするための具体的なテクニックを挙げています

①メールではなく直接会う

メールでは、うまく意思疎通できず、かえって仕事が遅くなってしまうことがあります。

しかし、会って話すことができれば表情が見えるためお互いに考えていることがダイレクトに伝わります。

また、メールのように先送りされることもなく、その場で問題を解決することができます

②期限を決めて集中する

期限のない仕事にも期限を決めて、それに集中するようにしましょう。

「なるはやで」や「できるだけ早く」という形で、明確に期限を決めずにいると、すべての仕事が同列に並んで結局何もできなくなることがあります。

よそ見をせずに、「今この瞬間」に集中し、最大のパフォーマンスを発揮することが大切です。

目の前の課題をしっかり分析して、何のためにその問題に取り組むのか、いつまでに答えを出すのか、目的とゴールを設定してから全力で取り組みましょう。

③ひらめきも大切にする

ビジネスでは根拠にもとづいたロジックが大事だと言われます。

確かにロジックは必要な要素ですが、クリエイティブな発想が求められるときには数値分析ではなく、「ひらめき」「直感」「研ぎ澄まされたセンス」が必要です

雑多な情報を一度に並べ、みんなが自由に思い付きを口にしていきます。その言葉が刺激となってアイデアはどんどん膨らみ、ひらめきの連鎖が起きるのです。

このように、売上の数字をどれだけ分析しても、売り上げを上げることはできません。

売上を上げるのは、他社にはない自社独自のサービスです。その元となるのはロジックではなく思い付きやひらめきです。

数字やデータは「過去」について語ってくれても、「未来」を生み出すことはできないのです。

り大きな仕事をするための具体的なテクニック
  • メールではなく直接会う
  • 期限を決めて集中する
  • ひらめきも大切にする
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まとめ

本書を読むことによって、仕事をより早く終わらせるために、Googleが社内で行っている仕事術や考え方を学ぶことができるようになります。

まとめ
  • グーグルは10倍の成果を上げるために、自分の仕事を壊している
  • そのために、
    メールではなく直接会う
    期限を決めて集中する
    ひらめきも大切にする

具体的な事例も挙げており、とても参考になる本です。

  • 一生懸命やっても仕事が終わらない人
  • 仕事がなかなか捗らない人
  • 日々あふれる業務に追われている人

上記に当てはまる方は是非読んでみてください。

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